食べたり飲んだり覚書

もろもろの覚書。酒飲みで食べることが好き。酒屋見習。/文房具好き。手持ち消費し新しいペンを買うためにペン習字始めました。

鹿肉の燻製

近所の大学で、ジビエのイベントがあったので参加してみた。

ポスター

『ジビエ』を食べて、山村振興を考える 協和テクノ株式会社のブログ/ウェブリブログ

トークセッション「ジビエを食べて、山村振興を考える」開催企画のお知らせ | トピックス

ジビエに関心持って 11日に長野大で薫製作りや工作のイベント | トピックス | 信州・長野県のイベント観光情報や話題が満載!信州Liveon

 

鹿の燻製(実習)

参加費 1000円(おみやげ付き)

最初に鹿の筋とりを見学。

筋肉の塊ごとに、筋膜で覆ってあるその筋膜を外していく作業。

最大7センチくらいの幅の細長い肉に分けていく。結構こまかく膜でおおわれていて、これを外さないと食感もわるいし、干しても抜けが悪かったり、塩の入りが悪かったりするそう。細かくて一番めんどくさいけど重要な作業。

鹿は、捕獲したら、殺してすぐにまず血抜き。見学した肉は、死後5日目くらいだそう。冬なら冷蔵庫にいれなくても大丈夫。

2本のナイフを使い分けて、細長く切り分け、筋膜をはがしていく。

それができたら、塩漬け。漬物みたいに並べて。塩抜き。塩加減は、舐めてみればいいんじゃない?とのこと。

で、干す。最低一昼夜。干していると、グルタミン酸が出てくるそうだ。干し重要。

実習ではここまで終わったものがでてきて、燻す工程へ。

桜チップで燻す。燻製器は、一人用のロッカー(掃除用具入れ的なもの)でいいのだそうだ。チップは間引いた枝を細かく刻んだもの。

この日見学に来ていた人は、わりとガチで家で燻製やりたくて来てる人が多くて、チップの作り方だとか、燻製器に要求される機能だとか、質問していた。

あとは鹿肉の入手方法とか。これが一番難しいらしい。

6時間くらい燻したらできあがり。

この日は10時と11時の二回実習があり、その後、午後はトークセッションなどあって、そのあと出来上がりをいただいた。

わりと生っぽい、ねっとりとした仕上がり。

 

 トークセッション(無料):カラス田楽

 上田では昔、カラスを食べていたそうだ。

 講演をされた、ゆうすげと蝶の里の清水さんは、子供(高校生)の頃、カラス田楽のある赤ちょうちんが憧れで、食べてみたいなあ、とずっと思っていたそうだ。

 カラス田楽とはカラスのつくね?みたいなもので、骨ごとミンチにして、薬味や調味料をいれて串にくっつけて焼いたもの。

 講演では、「どうしてもカラスが食べてみたい!!!」という清水さんの熱意は超伝わったw

 実際にゆうすげと蝶の里で、鶏肉を使ってレシピを再現するイベントをやったそう。

カラス田楽・・・・食べますかァ〜〜 - 気ままな雑記帖 Ms.tarou - Yahoo!ブログ

 カラスは勝手に捕獲できない。もしを取りたかったら、網なんかの狩猟免許が必要。ゆうすげと蝶の里のもう少し上のほうに、昔は網があったそうだが今はもうないそうで、あるうちにカラス食べてみたかっryとのこと。

カラス田楽を取り上げたものすごい古い映像が残っていて、それが上映された。

この映像は、メディアランドUEDA映像ライブラリーで見ることができる。